元業界人がジュエリー(jewelry)の販売価格について暴露します!

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元業界人がジュエリー(jewelry)の販売価格について暴露します!

ジュエリーの販売価格について




今回はジュエリー(jewelry)の販売価格についてお話させて頂きます。前にも話した事がありますが私は宝飾業界にいた事があります。もう少し詳しく話すとメーカーの営業マンでした作る側の会社ですね。


ジュエリー関連の記事は今回で3部目となりますのでよかったら以下の記事も読んで下さい!

元業界人が貴金属(金、プラチナ)について説明します!

元業界人がダイアモンド(Diamond)について説明します!


まずジュエリーとアクセサリーの区別は分かりづらい部分があると思いますがここでは以下の様に定義させて頂きます。

ジュエリー :貴金属(金、プラチナ)を使用して加工した装飾品

アクセサリー:貴金属以外の金属で加工した装飾品



こうやって分けるとシルバー(銀)製品はとてもグレーなポジションです。ジュエリーブランドが取り扱うシルバー製品は結構高い値段で売りますのでブランドが扱うシルバー製品はジュエリー、その他はアクセサリーとしておきます。

一般的にそれなりにボリュームがあって5,000円以下で買える様な物はほぼアクセサリーと思って間違いないと思います。
(ピアスは例外ですが)


ジュエリーとして製品化される装飾品の種類はかなりたくさんあります。

リング、ネックレス、ブレスレット、アンクレット、ピアス、イヤリング、ブローチ、ネクタイピン、カフスボタン等。

ただ一般的に出回っているジュエリーと言えばリング、ネックレス、ブレスレット、ピアス、イヤリングですね。


この場でジュエリーとして定義された物の販売価格に対してお話させて頂きます。

ジュエリー販売店


販売価格は店舗形態によってかなり差が出る




ジェエリーが販売されている店舗の形態は大きく分けると直営店かテナントのどちらかです。


ただしこのテナントにも大きく分けて3種類あります。

A:通常の賃貸(貸しビル等)

B:ショッピングセンター系(○オン、○ピタ等)

C:百貨店系(西○、高○屋等)




ここでまた分かれます。Aはテナントの中に入っていても直営店扱いにします。どういう事かと言うとAを借りる場合は毎月同じ料金で借りれますが、BとCの中に店舗を入れる場合は売上の何割かが母体店舗にもっていかれるからです。毎月定額で借りている訳ではないのです。


まずBのショッピングセンター系を見てきましょう。こういったショッピングセンター系に入っている店舗は○ステール、○コロポーロ等大体似た様な店舗が入っていませんか?

またCの百貨店系は○タージュエリー、○℃、ヴァン○ーム等大体似た様な店舗が入っていませんか?


これはジュエリーを取り扱う店舗だけに限った話だけではありませんが母体店舗に入る場合はほとんどBならBだけ、CならCだけという様に統一しています。何故かと言うとBとCとでは売上のもっていかれる割合がかなり違うからです。こちらについては後で詳しく話します。


ジュエリーの小売市場は大きく分けると


百貨店系に入る店舗         :百貨店ブランド

ショッピングセンター系に入る店舗  :チェーン店

直営店(路面店、通販、貸しビル店舗):ノンブランド(例外もある)




大きく分けてこの様に分類されます。ただしやっぱり例外もあります。例えば百貨店ブランドの○タージュエリーなんかは路面店も持っています。ただ値段の設定は百貨店に入るという前提で設定されています。


これらをふまえてメーカーが小売店に製品を10,000円で売った場合に小売店の店舗形態によってどの様に小売価格が変わっていくのか見ていきましょう。

直営店の場合     : 10,000×2=20,000(円)

チェーン店の場合   :10,000×2.5=25,000(円)

百貨店ブランドの場合 :10,000×3.5=35,000(円)


※もちろん店舗(会社)によってかなりバラつきがあります




メーカーが小売店に対して10,000円で売った場合にこの様な開きが出てきます。こうして見ると百貨店ブランドはボロ儲けしている様に見えますよね?これがそうでもありません。先に述べた様にショッピングセンター系や百貨店系に店舗を構えると売上から何割かもっていかれます。


一般的には

ショッピングセンター系:売上から15%もっていかれる

百貨店系       :売上から30%もっていかれる



と言われています。ではここでもう1度整理します。


母体店舗から売上をもっていかれた場合を考えると実際の粗利は?

直営店の場合     : 10,000×2=20,000(円)
粗利率  50%

チェーン店の場合   :10,000×2.5×0.85=21,250(円)
粗利率 約53%

百貨店ブランドの場合 : 10,000×3.5×0.7=24,500(円)
粗利率 約59%




若干百貨店ブランドの粗利率が高い傾向がありますがそれ程差が無いのが分かると思います。
基本は粗利率が50%程度といったところです。ジュエリーそのものが高い物でありバンバン売れる物ではないのでこれ位の粗利率がないとやっていけません。

こうやって見ると仮にメーカーが同じ物を同じ値段で売った場合には店舗によって開きが出てきますが百貨店ブランドに限ってはそれはまずあり得ません。

百貨店ブランドは基本的に専属デザイナーを抱えてメーカーとOEM取引をするのです。

OEMとは:難しい話は抜きにしてメーカーは取引先から依頼された型(デザイン)はそこにしか売らないという事です。




つまり百貨店ブランドはオリジナル商品を生み出し高い値段でも売れる様にブランドイメージを育ててファンを獲得しながら戦っているのです。

ただチェーン店と直営店の場合は全く同じ物が値段に開きがある状態で売られている事はあり得ます(^_^;
チェーン店もそれを恐れて仕様を変えながら注文する場合もあり、またメーカーもコントロールしながら提案もしますが。


値段を気にせず欲しい物を買うべき




今回はジュエリーの店舗形態によって値段に差があるというお話をしましたがあくまでも豆知識程度に捉えて下さい。
「欲しい物は欲しいときに買う」
これでいいと思います。同じ商品が違う値段で売られている事なんてジュエリーに限った話ではありませんしジュエリーそのものが同じ型がそれ程量産されている訳ではないのでまず気付きません。

またジュエリーはファッションものなので原価がどうのとか考えて買う物でもないと思います。
(それならこんな記事を書くなと思われていそう・・・)


ジュエリーを買う心得:欲しいと思ったら値段を気にせず買う!

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4 Comments

がちょー  

たいへん勉強になりましたよ !

もと宝石商の黒猫さま、こんばんわ~♪
ジュエリーとアクセサリーの違い、わかりましたv-290

てっきり一緒の名称と、素人の私はそう思っておりましたね。

>ジュエリーを買う心得:欲しいと思ったら値段を気にせず買う!

納得しました(*^-^*)ノ~♪
最近、買ってないな~、宝石;




2017/05/01 (Mon) 22:36 | EDIT | REPLY |   

黒猫  

がちょーさんへ

ジュエリーとアクセサリーの違いってハッキリはしていませんが一応高い物はジュエリーで安い物はアクセサリーっていう感じでいいと思います(^_^;

ファッション系は分類が曖昧な物が多いですね(^_^;

バブルが崩壊してからジュエリー業界はずっと下がる一方ですね(・・;)

2017/05/01 (Mon) 23:06 | REPLY |   

えいしん  

直営店が「お得」ですね!

えいしんです。

結局、買う側にすると、「メーカー価格1万円」の物を一番安価に購入できる
店は、「直営店」という事でしょうか?
勿論、「値段」だけの話ですが。
「値段以外の付加価値」は、「百貨店」が高い感じでしょうか?
私なんかは、原価に近い安価な価格に「魅了」されてしまう方ですので、
「直営店」に一直線!ですね(;笑)。

それでは、お疲れさまでした。

2017/05/02 (Tue) 03:57 | REPLY |   

黒猫  

えいしんさんへ

値段で言ったら圧倒的に直営店ですね!

ノンブランドを選ぶかブランドを選ぶかです。
ただ製造元はどちらであろうが同じメーカーで作っている場合もあります。
まあブランドのところは検品が厳しい所が多いですね(^_^;

2017/05/02 (Tue) 16:03 | REPLY |   

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