「ギャンブル依存症」は「パチンコ依存症」!日本のパチンコ市場は世界中のカジノよりも大きい!
ギャンブル依存症の実態
一部の野党はギャンブル依存症が増えるから、カジノ反対と言っていますが、それは全くナンセンスだと思います。日本は30兆円弱もの売り上げを誇る、世界一のギャンブル大国であり、いまさら統合型リゾートが1~2つ増えても、大勢に影響はありません。ちなみにパチンコの売り上げが約23兆円なのに対して、世界のカジノの総売り上げが約18兆円です。世界中のカジノが束になって戦ってもかなわないパチンコって、すごすぎませんか?
日本のギャンブル依存症の数は、成人の5%弱(厚労省データ)と言われています。これは異常に高い数字で、アメリカですら1.6%、先進国でも2%未満がほとんどです。理由はパチンコ店が全国に、約1万2000軒あるからで、そりゃ、ついつい行きますよね。最近は1円パチンコもあり、実に財布に優しいシステムになっているのです。
その財布に優しいとは、どういうことでしょうか? ギャンブルには「還元率」という数値が設定されています。つまりお金を払ってギャンブルをした場合、平均的にいくら戻ってくるかという数字です。日本で一番優秀なギャンブルはパチンコで、平均85%の還元率となっています。つまり1000円で遊んだら、850円は戻ってくると…。だからパチンコは、負けたような気がしないまま、なんとなく財布の中身が薄くなっていくのです。
次に優秀なのは公営ギャンブルで、競輪や競馬、競艇の類は70~80%の還元率です。最悪なのは、なんと宝くじです。還元率は、約45%とえげつない数字となっています。宝くじは、当せん金付証票法のもとに運営されており、法的にはギャンブルの扱いではありません。一番健全に見えた宝くじが、一番当たらないとは…。道理で宝くじを何万円買っても、儲からないわけです。
それではカジノの還元率はどうでしょうか? 日本にはないので、外国でやっている例を参考にしますと、カード、ルーレット、スロットなどのトータルで、90~95%の還元率となっていて、意外と良心的です。
「ギャンブル依存症=パチンコ依存症」と言っても過言ではありません。もちろん公営ギャンブルにも依存症はあります。ここで依存症を生み出す鍵となるものは還元率だと思います。例えば宝くじなんかは年中やっているのにも関わらず「宝くじ依存症」なんていうものはまず聞いた事ありません。それは買っても当たらないとほとんどの人が分かっているからです。
ではパチンコの場合だと、私はいまはやっていないですがパチンコにハマったきっかけをこれからお話します。「仕事が終わったときなんとなくパチンコ屋に寄って500円で約80,000円勝ち。翌日1,000円で約40,000円勝ち。」ちなみに機種は当時大ヒット台「新海物語」でした。実際にパチンコを打った事がある人は分かると思いますがこういう事はそれ程珍しい事ではないんですよね。もちろんトータルでは負ける様になっているんです。その還元率が絶妙なんです。
それともう一つの鍵は手軽さだと思います。競馬も少しはやった事がありますが場外馬券場などは混んだり、また馬券を買ってからレースまで待ちます。最近はネットで手軽になってきてはいますが。どちらにしてもレースのスケジュールに対して待たなければなりません。そういう意味ではパチンコの方が手軽だと思います。
公営ギャンブルと比べてもパチンコの方が還元率と手軽さが勝っている為より多くの「ギャンブル依存症」を生み出していると思います。
ただパチンコ市場も縮小している様です。
パチンコ市場について
パチンコ業界が冷えきっている。1995年には参加人口約3000万人、売上高約31兆円の巨大産業だったが、「レジャー白書2016」(公益財団法人 日本生産性本部)によると、今や参加人口はピーク時の約3分の1となる1070万人に減少。市場規模も過去最低水準に低迷している。
その理由として、景気の停滞や若者のギャンブル離れ、パチンコ依存症の社会問題化など、さまざまな要因が指摘されているが、なかでも業界関係者が口を揃えるのは「パチンコそのものに魅力がなくなった」こと。ギャンブルとして「勝ちにくくなった」ことがファン離れを加速させ、それによって市場がシュリンクしていくという負のスパイラルに陥っている。
しかも、離れたユーザーを取り戻したり新規のファンを増やしたりする努力も見えない。業界全体が衰退傾向にある場合、一般の企業ならさまざまな施策を考えていくのが定石だが、パチンコ業界はまったく逆。むしろ、さらにユーザー離れを引き起こすような規制強化や改悪が、同時期に3つも行われているのだ。・等価交換禁止で逆にパチンコ依存に?
・マックス機撤廃で大勝ちはほぼ不可能に!
・違法台回収の費用はユーザー側が負担?
私がパチンコをやめた理由として行けば行くほど面白くなくなってきたからです。ただ惰性で行ってるだけという感じになってきました。何故面白くなくなってきたかと言うとネタ切れ感がかなりあったからです。
結局パチンコメーカーは過去のヒット台にすがっているだけなんですよ!その代表的なシリーズといえば「海」「花の慶次」「エヴァンゲリオン」「北斗の拳」等です。またユーザーも過去の台にすがっている傾向です。現に私もそうでした(笑)
一時パチンコ業界の場を盛り上げたのは「AKB」の時ですね!おそらくパチンコ屋の従業員も相当驚いていたと思います。どこのパチンコ屋も老若男女問わず一杯でした。その上普段パチンコをしない様な人もブームに乗って行ってたくらいでしたからね。導入数でパチンコ屋の勝敗が決まっていた様なものでした。それもまた一時期なもので2のときはそれ程影響力が無くなりましたね。
別にシリーズものが悪いと言っているのではありません。戦略的には必須ですからね。ただその依存度があまりにも高いと思いました。ユーザーが減ってきてる要因として上の記事に書いている事ももちろん含まれると思いますが、個人的にはあまりにも変化が無いことだと思います。
また最近の若者は特にパチンコを毛嫌いしている人も多い様ですね。よく2chなんかでもパチンコの話題が挙がりますが「パチンカス」という言葉が出ているくらいです。確かにいまのパチンコ屋は年配者で占めている様な気もします。
この様にパチンコ市場は縮小傾向にはありますがまだまだパチンコ依存症の人がいるのも事実です。
まとめ
結局のところ「ギャンブル依存症=パチンコ依存症」なのでパチンコそのものをどうにかしないといけないと思います。「パチンコは遊戯」とされていますがこの部分をどうにかしないと先へ進めないのです。
おそらくパチンコ市場はこの先伸びる事は無いと思います。それなら縮小傾向にある今の段階で本格的にメスを入れてもよい様な気がします。
つまりギャンブル依存症を本気で減らすならパチンコの換金を禁止するのが1番手っ取り早いと思います!
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